子どもが何に興味を持つかは、本当にその子によって違います。
電車が好きな子、恐竜が好きな子、虫が好きな子、物語の世界が好きな子。
わが家の娘の場合は、興味の方向がかなり理系に偏っています。
人体、宇宙、気象、植物。
親が「勉強させよう」と思って始めたわけではありません。
むしろ最初は、日常の中で出てきた小さな疑問に答えたり、子どもが好きなものを一緒に見たりしていただけでした。
でも、その小さな「なんで?」や「きれいだね」が、絵本や図鑑とつながると、子どもの知識は思った以上に広がっていきます。
この記事では、わが家にある理系絵本や図鑑を紹介しながら、子どもの興味をどう広げていけるのかをまとめます。
「子どもに知識を増やしてほしい」
「でも、いきなり勉強っぽくするのは嫌」
「絵本をきっかけに、自然に学びにつなげたい」
そんなお母さんの参考になればうれしいです。
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日常の会話から始まった人体への興味
娘が最初に人体に興味を持ったきっかけは、少し意外なものでした。
それは、食べたものがどうやってうんちになるのかを私が説明したときです。
- 食べ物は口から入って、食道を通って、胃に行く。
- 胃でどろどろになって、小腸や大腸を通って、体に必要なものが吸収される。
- そして、いらなくなったものがうんちになる。
そんな話を、子どもにも分かるようにざっくり説明しました。
すると娘は、かなり興味を持ちました。
大人からすると当たり前の体のしくみでも、子どもにとっては不思議でいっぱいです。
「食べたものは体の中を通っている」
「体の中には見えない道がある」
「うんちはただ出てくるものではなく、体の働きの結果なんだ」
そう感じたのかもしれません。
ここで大切なのは、最初から難しい言葉で説明しなくてもいいということです。
食道、胃、小腸、大腸。
正しい言葉を少しずつ混ぜながらも、まずは子どもが「へえ!」と思えることが大事なのだと思います。
「どうなってるの?からだのなか」で人体への興味を広げる

人体に興味を持った子にぴったりなのが、からだの中のしくみが分かる絵本です。
わが家にある「どうなってるの?からだのなか」は、体の中がどうなっているのかを、子どもにも分かりやすく見せてくれる本です。
体の中は、普段は見えません。
だからこそ、子どもにとっては想像しにくい世界です。
でも絵本で見ると、
「ここに心臓があるんだ」
「食べ物はこんなふうに進むんだ」
「骨って体を支えているんだ」
と、体の中を少しずつイメージできるようになります。
人体の本は、理科の先取りというよりも、自分の体への興味につながるのがいいところです。
- 食べ物は体の中でどうなる?
- 走るとどうして心臓がドキドキするの?
- 転ぶとどうして血が出るの?
毎日の生活の中に、体の不思議はたくさんあります。
子どもが「なんで?」と聞いてきたときに、親がすべて正確に説明できなくても大丈夫です。
「じゃあ、本で見てみようか」
この一言で、疑問が絵本につながります。
家での勉強、うまく行ってる?
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宇宙への興味は、親も一緒に楽しめる
娘は宇宙にも興味があります。
特に土星のわっかには興味津々です。
土星には輪がある。
それだけでも、子どもにとってはとても不思議です。
- 地球にはないのに、どうして土星にはわっかがあるのか。
- 宇宙にはどんな星があるのか。
- 月と星は何が違うのか。
- 太陽はどれくらい大きいのか。
宇宙の話は、子どもの想像力を大きく広げてくれます。
ただ、宇宙は親が説明しようとすると、意外と難しい分野でもあります。
大人でも、土星の輪の正体や惑星の並び、月の満ち欠けを正確に説明するのは簡単ではありません。
だからこそ、絵本や子ども向けの本があると助かります。
「うちゅうのお話20」は宇宙の入口にぴったり

「うちゅうのお話20」は、宇宙にまつわる話がいくつも入っているので、子どもが気になるところから読めるのが魅力です。
宇宙の本というと、難しそうに感じるかもしれません。
でも、最初から全部を理解する必要はありません。
「今日は土星のところだけ読もう」
「月の話だけ見てみよう」
「この星、きれいだね」
そんな読み方で十分です。
子どもが宇宙に興味を持つと、会話も広がります。
夜空を見たときに、
「あれは星かな」
「月が見えるね」
「土星もどこかにあるのかな」
と話せるようになります。
本の中だけで終わらず、実際の空とつながるのが宇宙絵本のいいところです。
子どもの中で、本の知識と現実の世界が結びつくと、学びはぐっと楽しくなります。
月の形が変わる不思議に気づいたら
娘は、月の形が変わることにも興味があります。
たしかに月は、子どもにとって身近な天体です。
夜、外に出れば見えることがあります。
丸い日もあれば、細い日もある。
半分に見える日もある。
「どうして月の形は変わるの?」
これは、とても自然な疑問です。
月の満ち欠けは、小学生以降の理科にもつながる内容です。
でも、幼児や低学年のうちは、難しく説明しすぎなくてもいいと思います。
「今日は細い月だね」
「この前は丸かったね」
「少しずつ形が変わって見えるんだね」
まずは、観察するだけで十分です。
月を見上げる習慣ができるだけでも、子どもの世界は広がります。
「おつきさまのえほん」で夜空を見るきっかけを作る

「おつきさまのえほん」は、月に興味を持った子にぴったりの一冊です。
月の絵本のいいところは、読んだあとに実際の月を見られることです。
本を読んで終わりではなく、
「今日のお月さまはどんな形かな」
「絵本と同じかな」
「昨日と違うかな」
と、外の世界に目を向けるきっかけになります。
勉強というと、机に向かって覚えるものというイメージがあるかもしれません。
でも、小さいうちはそれだけが学びではありません。
- 空を見る。
- 月の形に気づく。
- 雪の結晶をきれいだと思う。
- 花の名前を知りたくなる。
そういう感覚の積み重ねが、あとから理科への興味につながっていくのだと思います。
気象への興味は「きれい」「ふしぎ」から始まる
気象にも、子どもの興味を引くものがたくさんあります。
娘は、雪の結晶が好きです。
雪の結晶は、子どもが見ても美しくて、分かりやすく不思議なものです。
同じ雪なのに、形がいろいろある。
小さくて、きれいで、すぐに消えてしまう。
そこには、自然への驚きがあります。
雲、雨、雪、風、虹。
天気は毎日の生活に関係しているので、子どもとの会話にも出しやすいテーマです。
「今日は雲が多いね」
「雨が降りそうだね」
「寒いから雪になるかな」
そんな何気ない会話も、気象への興味につながります。
気象の知識も、最初から難しく考えなくて大丈夫です。
まずは「空を見る」「天気の変化に気づく」だけでも、十分に学びの入口になります。
「ゆきのけっしょう」で自然の美しさに触れる
雪の結晶に興味を持ったときは、「ゆきのけっしょう」のような絵本で、形の違いや自然の美しさに触れてみるのもおすすめです。
植物への興味は「花が好き」から始まった
植物への興味は、花が大好きなところから始まりました。
道に咲いている花を見つけると立ち止まったり、色や形の違いを楽しんだり、子どもにとって花はとても身近な自然です。
- 花の色、形、におい。
- つぼみが開く様子。
- 季節によって咲く花が違うこと。
そうした小さな発見は、植物への興味につながっていきます。
植物というと、理科の授業では少し難しく感じることもあります。
でも、最初の入口が「花がかわいい」「この色が好き」「いいにおいがする」なら、子どもにとってはとても自然です。
好きな気持ちから入れると、花の名前や季節にも興味を持ちやすくなります。
「はなずかん」は好きな花をもっと知るきっかけに

わが家には「はなずかん」という本もあります。
花が好きな子にとって、花の図鑑は「勉強の本」というより、「好きなものがたくさん載っている本」に近いのかもしれません。
気になった花を見つけたときに、
「この花に似ているね」
「この色、かわいいね」
「春に咲く花なんだね」
と親子で話せるのがいいところです。
図鑑は、最初から全部読まなくても大丈夫です。
むしろ、子どもが好きなページだけ眺めるくらいで十分です。
花の名前を覚えようとしなくても、何度も見ているうちに、
「これはチューリップ」
「これはひまわり」
「これは前に見た花に似ている」
と、少しずつ知識が増えていきます。
花が好きという気持ちは、それだけで立派な学びの芽です。
その気持ちを「はなずかん」のような本で受け止めてあげると、植物への興味が自然に広がっていきます。
押し花を作ってみよう
花が好きな子なら、見て終わりではなく、拾った花やお気に入りの花を残しておきたくなることもあります。
わが家でも、子どもが拾った花を押し花にして楽しんだことがあります。
花の色や形をじっくり見るきっかけにもなるので、植物への興味を広げる遊びとしてもおすすめです。
親が全部教えなくてもいい
子どもが理系のことに興味を持つと、親としては少し焦ることもあります。
「ちゃんと説明してあげなきゃ」
「間違ったことを言ったらどうしよう」
「自分も詳しくないから困る」
そんなふうに思うこともあるかもしれません。
でも、親が先生のように完璧に教える必要はないと思います。
むしろ大事なのは、子どもの興味をつぶさないことです。
「おもしろいね」
「不思議だね」
「一緒に見てみようか」
「本に書いてあるかな」
そうやって一緒に面白がるだけでも、子どもは安心して疑問を出せます。
絵本や図鑑は、そのための助けになります。
親が説明しきれないことも、絵や短い文章が助けてくれます。
そして、子どもが自分でページをめくりながら、「もっと知りたい」と思えるのが本のよさです。
絵本から勉強につなげるときのコツ
絵本や図鑑から学びにつなげたいときは、無理に勉強っぽくしすぎない方がいいと思います。
読んだあとに問題を出したり、覚えさせようとしたりすると、子どもによっては楽しい気持ちがしぼんでしまうことがあります。
おすすめなのは、会話を少し広げることです。
「どこが面白かった?」
「これ、体のどこにあるんだろうね」
「月、今日も見えるかな」
「土星のわっかって本当に不思議だね」
「この花、前に見た花と似てるね」
このくらいで十分です。
子どもが興味を持ったところを、少しだけ深掘りする。
興味がなさそうなら、そこでやめる。
そのくらいのゆるさがある方が、長く続きやすいです。
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もっと知りたい気持ちが出てきたら
絵本や図鑑をきっかけに、子どもが「もっと知りたい」と言い出すことがあります。
人体、宇宙、月、気象、植物のようなテーマは、どれも理科につながる分野です。
最初は本で楽しむだけでも十分ですが、学年が上がるにつれて、少しずつ内容は難しくなっていきます。
月の満ち欠け、植物のつくり、天気の変化、体の働き。
小学生の理科につながる内容も多く、子どもの興味があるうちに少しずつ広げていけると、勉強への抵抗感も少なくなります。
ただ、親だけで説明するのが難しいこともあります。
特に理科は、子どもの疑問が思わぬ方向に広がることがあります。
そんなときは、オンライン家庭教師のように、子どもの理解度に合わせて教えてもらえるサービスを検討してみるのもひとつの方法です。
- 絵本で興味を持つ。
- 親子で会話する。
- もっと知りたいことが出てきたら、学びにつなげる。
この流れなら、勉強が苦手になる前に、「知るって楽しい」という気持ちを育てやすくなります。
理科が好きな子、知的好奇心が強い子は、学校の授業だけでは物足りなく感じることもあります。
子どもの「もっと知りたい」に合わせて学びを広げたい場合は、理科や家庭学習に対応しているオンライン家庭教師を比較してみるのもおすすめです。
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まとめ:絵本や図鑑は子どもの知識を広げるやさしい入口
子どもの興味は、どこから始まるか分かりません。
食べたものがうんちになる話から人体に興味を持つこともあります。
月の形が変わることに気づいて、宇宙に関心を持つこともあります。
土星のわっかに驚いたり、雪の結晶をきれいだと思ったり、花が好きな気持ちから植物に興味を持ったりすることもあります。
そうした小さな興味を、絵本や図鑑はやさしく受け止めてくれます。
- 「どうなってるの?からだのなか」
- 「うちゅうのお話20」
- 「おつきさまのえほん」
- 「ゆきのけっしょう」
- 「はなずかん」
こうした本は、子どもの「なんで?」や「もっと見たい」を広げるきっかけになります。
大切なのは、最初から勉強にしようとしすぎないこと。
親子で面白がりながら、子どもの興味に寄り添うこと。
その積み重ねが、あとから理科や家庭学習への土台になっていくのだと思います。
絵本や図鑑は、勉強の前にある「知りたい気持ち」を育ててくれるもの。
子どもの好きなものを入口に、少しずつ世界を広げていけたらいいですね。
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